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らぎょうへんかくかつよう ラ行変格活用【ワンランク上の俳句百科 新ハイクロペディア/蜂谷一人】
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らぎょうへんかくかつよう ラ行変格活用【ワンランク上の俳句百科 新ハイクロペディア/蜂谷一人】
これには4つの動詞が含まれています。「あり」「をり」「侍り(はべり)」「いまそがり」。侍りはお仕え... これには4つの動詞が含まれています。「あり」「をり」「侍り(はべり)」「いまそがり」。侍りはお仕えする、いまそがりはいらっしゃる、という意味。古文には登場しますが、俳句ではまず使われません。ですから「あり」と「をり」だけをチェックしておけば十分。ありを例にとれば あらず(未然) ありて(連用) あり(終止) あること(連体) あれども(已然) あれ(命令)と活用します。変化しない語幹「あ」の後は ら り り る れ れ。これがラ行変格活用です。名句に使われた実例を見てみましょう。 心いま萍を見てゐるにあらず 清崎敏郎 作者二十代の一句。萍は浮草。くさかんむりの下にサンズイと平。穏やかな水の上に草が浮かんだ状態が思い浮かびます。作者は水面を見つめているのでしょう。しかし、心はそこにはない。何か遙かなものへ思いを巡らせているのです。青春の日の一シーン。誰にもそんな体験があるのではないでしょう