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第15話「それぞれの思惑」 - 異世界酒造生活(悲劇を嫌う魔王) - カクヨム
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第15話「それぞれの思惑」 - 異世界酒造生活(悲劇を嫌う魔王) - カクヨム
私が件の酒屋を後にして、馬車の中に戻ると、むさ苦しいゴミ虫が声には出さずとも、その濁った目で私を... 私が件の酒屋を後にして、馬車の中に戻ると、むさ苦しいゴミ虫が声には出さずとも、その濁った目で私を睨みつけてきた。全く、不愉快この上ない。いっその事、私の胸ぐらでも掴んでくれれば、不敬罪でその首晒せるものを・・。 「そう睨むな。何が不満だと言うのだ。」 「・・分かってるでしょう。うちの組織は、こんなちっぽけな酒屋にシノギを大きく削られているんだ。その上、あの狂姫が奴を護衛している。それも昼夜を問わずだ!!何回も、襲撃を防がれ、もうあんたに頼むしかないんだよ!」 何と無能なんだ。このゴミがそれなりの金貨を上納すればこそ、それなりの便宜を計ってやったと言うのに。たった一人の、商売敵も潰せないとは。まぁ、あの狂姫がどう言うわけか、あの男に尻尾を振っている、無理もない。 あの女は、本来であれば王太子殿下の妾であり、その剣になるはずだった。まさに、垂涎ものの上玉だからな。 「あれを私にどうしろと言うの