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2 - 異能探偵(空っ手) - カクヨム
次なる目的地は、二階の書斎兼寝室。床材剥き出しの木製階段を上る乱暴な足取りが、必要以上に周囲の壁... 次なる目的地は、二階の書斎兼寝室。床材剥き出しの木製階段を上る乱暴な足取りが、必要以上に周囲の壁を震わせた。 上り終えた正面の板扉を開け、書斎に入る。さほど広くはないが、三方の壁沿いに引き戸つきスチールの本棚、机、寝台と調度が几帳面に並んでいるのでこざっぱりした印象を与え、部屋の主人の潔癖ぶりを余すところなく伝えている。 明かりを点け、パソコンと書類だけの机上に無糖の缶コーヒーを置くと、教授は浅く腰かけたオフィスチェアにぐったり凭れ込んだ。 〈ガダラ・マダラ〉レギュラー陣の相次ぐ変死。被害者二人は、いずれも特殊能力の持ち主であると吹聴していた。煽情的なマスコミは、異能力者狩りの名を冠して一般大衆の関心を惹こうと画策していた。マスコミの方法論は熟知しているつもりだったが、この事件に関してはバカバカしすぎて怒る気にもなれない。 ふん、異能力者狩りだと。笑わせおる。理屈弁士の塞の神もアイドル気取