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15 - 異能探偵(空っ手) - カクヨム
円筒将門から新たな面会のスケジュールを聞かされたのは、壱八が配達業務を程々に切り上げ、十月初めの... 円筒将門から新たな面会のスケジュールを聞かされたのは、壱八が配達業務を程々に切り上げ、十月初めの陽射しが優しく降り注ぐアパートの寝床に仰向いていたときのことだった。 霊能系配信者の筧要が無残な死体となってから、今日で三週間。プロデューサー南枳実の死からも一週間近く経過していた。犯人逮捕のニュースは未だ報じられない。 着信音を響かせるスマホに手を伸ばすと、当たり前のようにぴたりと掌に吸いついてきた。額の傷痕を掻きながら、緑色の応答ボタンを押す。 「将門か」 『予定空いてます? 今日これから。空いてなかったら空けてください』 聞き慣れた占い師の女声が、次なる面会相手を告げた。 大賀飛駆。壱八より年少だが、異能力のキャリアとしては先輩に当たる青年だ。 直接了承を得たわけではないが、実家にいた彼の母親にアポを取り、今日の夕方そちらへ向かうことで話をつけたらしい。同じ私立校の高等部と中等部にそれぞれ