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19 - 異能探偵(空っ手) - カクヨム
二人の若き異能力者を引き連れ、将門は今一人の従者と大賀邸を後にした。 聞き込みの場所は、占い師の独... 二人の若き異能力者を引き連れ、将門は今一人の従者と大賀邸を後にした。 聞き込みの場所は、占い師の独断で近場の児童公園に決まった。敢えて場所を変えたのは、母親の存在により突っ込んだ質問ができなくなるのを避けるためだ。せめて屋根のある空間にしてはどうかと提案した壱八だが、近場のファミレスにするなら全員分の食事代を負担すべし、という将門の容赦ない条件に、遺憾だが取り下げざるをえなかった。 「いいじゃないですか、天気もいいし。ねえ飛駆君、空ちゃん」 「僕はどこでも大丈夫です」 「わたしも」 どうにも分が悪い。そうだな、と壱八も同調するしかなかった。 日の落ちた黄昏色の児童公園。中途半端な面積の敷地内に、遊ぶ人の姿はない。密集した羽虫の群れが、奇怪な連携で無人の砂場を横移動していた。 金網手前に据えられた赤ペンキのベンチに、肩を落として並び腰かける若い二人。それぞれが手にした缶コーヒーは、壱八が入口