エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
21 - 異能探偵(空っ手) - カクヨム
「はい」 細く掠れた声が、辛うじて耳に届いた。 飛駆の偽証に続き、もしや彼女も、という壱八の予想は... 「はい」 細く掠れた声が、辛うじて耳に届いた。 飛駆の偽証に続き、もしや彼女も、という壱八の予想は敢えなく外れた。空の心理に否定を示す分裂は起こらなかった。彼女は事実を述べていた。 飛駆だけが、第一の事件のアリバイを偽っていたことになる。 かなり遅めの下校らしい、子供たちの群れ騒ぐ声がどこからか聞こえた。 「さて、次は十条教授についてですけど、その前にですね」 壱八の合図を受けた質問者は、電子タバコのボタンを数回押して懐に仕舞い込むと、少し声色を変えて、 「独自に入手した情報なのですが、霊能者塞の神紀世が毒殺された際、他の出演者の飲み物からも致死量のトリカブトが検出されたそうで。お二人ともご存知でしたか?」 驚いた様子もなく、同時に頷く二人。後で南さんから聞きました、と代表して飛駆が答えた。 「そうでしたか。君たちも事件に関する事柄をある程度聞き及んでいると。すると南プロデューサーも、警察