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24 - 異能探偵(空っ手) - カクヨム
「異能力と言っても、僕のは大したものじゃないんですよ。ESPカードの図柄を裏返したまま透視したり... 「異能力と言っても、僕のは大したものじゃないんですよ。ESPカードの図柄を裏返したまま透視したり、消しゴムや乾電池を宙に浮かせたり、その程度です。スタッフの皆さんに頼まれて、カメラの念写実験をやってみたことはありますが」 「それ、わちきも観ました。ポラロイドカメラのやつですよね。写真全体に、光の渦みたいなものが重なって」 そういえば、念写の実験はまだ行っていなかった。そのうち使い捨てカメラでも買って試してみよう。スマホのカメラじゃ無理か。壱八はつらつらと考えた。 「十条教授に言わせると、ああいう光のぶれは故意に作り出すことも可能だそうで」 「でも、ゲストの鑑定家はずっと首を捻っていましたよね。レンズかネガそのものに細工しない限り、あんな光の像はできないって」 言いつつ一歩踏み出した将門の靴先が、カツンと軽い響きを立ててスプーンの断片を捉えた。結構な速さで足許に滑り込んできた卵形の頭部を、壱