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28 - 異能探偵(空っ手) - カクヨム
そんな様子を離れた場所から楽しげに眺める中堅芸人と、未だ時間ばかり気にしているスポーツ刈りの青年... そんな様子を離れた場所から楽しげに眺める中堅芸人と、未だ時間ばかり気にしているスポーツ刈りの青年。 漫ろにふらつく脚を懸命に支え、壱八は室内のドタバタ模様を口を半開きにして眺めている隣の超野茉茶に眼を転じた。相手方も自分をじっと見つめる男の姿を視野に捉えたようで、怪訝な眼つき以上に疑念の籠った口振りで、 「何よあんた。人のことジロジロ見て」 「犯人は、君なんですか」 驚いて眼を瞠る超野茉茶に、壱八は重ねて、 「君が殺人犯なのか」 不気味なほど冷静な声と、尋常でない眼光が華奢な体を俄かに竦ませ、彼女は後退ることもできない。 「な、何よ、何言ってんの」 壱八の容姿を映す瞳のカラコンが、怯えの涙に濡れ光っていた。 「余計なことは言わなくていい。犯人は君か?」 心を抉り取るような低くて暗い声音に、彼女はブルッと肩を震わせ、 「違う、違う。あーし、犯人じゃないし」 強張った声を絞り出すと、糸の切れた