日本初の男性向け同人誌『シベール』を考察する - Underground Magazine Archives

1979年*1、第11回コミックマーケット（C11）にて、創作系ロリコン漫画同人誌『シベール』（無気力プロ内シベール編集部）創刊号が頒布された。 同誌は、男性向けエロ同人誌の記念すべき第1号として知られており、終刊直後から今日に至るまで、とにかく方々で神話的に語り継がれている。が、今となっては『シベール』の何が凄いのか、よく分からない人も多いだろう。 簡潔に言うと『シベール』は、手塚の系譜を受け継いだ伝統的・記号的な絵柄で、はじめて性描写を展開したエロマンガ雑誌である。それまでのエロマンガはリアルタッチの三流劇画しかなく、おたく的な青少年たちは、アニメ調のシンプルなラインで描かれた美少女のエロマンガが存在しないことに違和感を覚え始めていた。 そこで、時代の潮流として「かわいいエロ」が求められた。そんな中で出現したのが、同人誌『シベール』である*2。 シベール Vol.0 予告&原稿募集号h

[worris]

『シベール』本誌ページを含むイラストがNGだったようで。旧ブクマを非公開として魚拓URLを残しておく→ id:entry:4712089120829188866 ／コメントは再掲→"そしてVol.0で名前が挙がっているみなもと太郎先生。"

[gcyn]

『もう一つあったのが、女性サークルを中心とした耽美ブーム。これが許されるんだったら、俺たちもやりたいことをやっていいんじゃないかという／自分たちで描くというよりは、上手い人が描いたのが見たい』

[natukusa]

移動してたので再ブクマ。女性向けエロも男性向けの潮流に影響受けて変化してると思うと、隣り合う文化が相互に作用しあってここまできた感ある

[Gl17]

始祖クリエイターの「アンダーグラウンドゆえ自由な表現」と、現代の「世間にオタの共有する嗜好を認知させてウェイウェイしたい」消費、似たもの扱っても方向性正反対か。時代の違いを痛感する。

[minoton]

“日本のマンガの半分は手塚治虫が作ったものです。あとの半分はつげ義春が作ったものです” どうかと思ったがそれぞれCOMとガロといわれると、たしかに一理ある気がする

[naokik]

失踪日記でみた

[kei_mi]

“女性サークルを中心とした耽美ブーム。これが許されるんだったら、俺たちもやりたいことをやっていいんじゃないかという”

[behuckleberry02]

カリオストロの城との同時代性の指摘はちょっと面白い。公開当時のクラリスには時代の空気が搭載されてたんだな。

[amunku]

魚拓見た。自分は完成度が高くてもレイヤーに何も感じないのだが体感8割のオタは混同する。実写の雑誌が途中だしぬけに出てくるが和月といいロリオタは普通に現実と混同する。そこを危険視されるのは当然なんだよな

[msukasuka]

ここまでの錚々たるお歴々に「アニメ好きなんて大体ロリコン」だの「ロリ絵に欲情してる」だの言われたくない人はいるだろうなあ…と思うと。とはいえ吾妻ひでおはやはりすごいのな。

[dada_love]

" "ろ"は”ロリータの"ろ" "　😨

[htnmiki]

すごい

[neet_modi_ki]

“少女マンガは顔だけ模写して、体は手塚・石ノ森系なんですよ。それを組み合わせると、すごいエロチックになるという。”