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短編小説16 『MGB』 - ICHIROYAのブログ
photo by Ian Southwell 「お前の骨は拾ってやるから、安心しろ」 安木部長はたしかにそう言ったのだ。... photo by Ian Southwell 「お前の骨は拾ってやるから、安心しろ」 安木部長はたしかにそう言ったのだ。 今は平成の時代で、昭和が終わってから、すでに二十年数年以上、世の中は流れているはずである。だが、僕の勤めるこの会社、ある大手通販専門会社では、どうやら時の流れは止まっているらしい。 「わかったな」 なんでもお見通しだというような鋭利な視線で僕を射抜いた安木部長は席を立った。 はいとも、いいえとも、僕は答えられずにいた。 いや、ひょっとしたら、無意識に、僕は小さく顎を引いてしまったのかもしれない。 答えを聞くまでもない、ドアを開けて面談室を出て行った安木部長のグレーのスーツの広い背中がそう言っていた。 呆然とソファに座ったまま、僕はすぐに腰をあげることができなかった。 翌日、新規サイトの概要を取締役のひとりにプレゼンするのである。新規サイトは、ある最新のインクジェットプ
2016/07/14 リンク