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日本という
11月22日に会場にて行われたプレスカンファレンスで挨拶した本展ディレクターのひとり、室賀清徳氏は、... 11月22日に会場にて行われたプレスカンファレンスで挨拶した本展ディレクターのひとり、室賀清徳氏は、デザイン誌『アイデア』(誠文堂新光社)の前編集長を務めるなど、長年にわたって国内外のグラフィックデザインの潮流をその目で見てきました。本展の狙いについて次のように語っています(以下、挨拶とディレクターズメッセージからも引用して要約)。 「世界の誰もが同じアプリケーションを使いこなすなど、この10年から20年の間にグラフィックデザインの領域でもグローバリゼーションは進んでいます。そこにはユニバーサルデザインとしての利便性の良さなどがある一方で、グラフィックデザインからは地域性が急激に失われています。ひと昔前は、そのデザイン1つを見れば、これはアメリカ、これは日本だろうといった推測がある程度は成り立ちましたが、今のデザインは均質化している。そういったトレンドあるいは世界の潮流といったものには乗ら