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群馬県の草津町には、暖簾をくぐって入る「温泉図書館」がある - 醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌
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群馬県の草津町には、暖簾をくぐって入る「温泉図書館」がある - 醒メテ猶ヲ彷徨フ海|野原海明のWeb文芸誌
草津の町にはしんしんと雪が降っていた。部屋の中にいても硫黄の臭いがしてくる。空気中に漂う温泉成分... 草津の町にはしんしんと雪が降っていた。部屋の中にいても硫黄の臭いがしてくる。空気中に漂う温泉成分のせいで、テレビなどの電化製品は一年程で壊れてしまうのだそうだ。クレジットカードの金色の部分も、空気に触れるうちに黒くくすんで使えなくなる。 お湯につけたままにすると、五寸釘は9日で針金になる。草津町立温泉図書館にて。 金属を溶かしてしまう恐るべき性質の湯は、目の病にはいいようで、町には眼科が無い。空気に触れているうちに殺菌されて治ってしまうらしい。温泉で目を洗うのはいいが、口に含んではいけない。歯が融けてしまうからだ。 そんな町の図書館が新しくなった。バスターミナルの3階にあるのは、その名も「温泉図書館」だ。 訪れた人はまるで風呂にでも入りに行くように暖簾をくぐる。 これまではすぐ隣にある、役場の建物の中にあったそうだが、そちらはあまりにも狭かった。そのためもともとバスターミナルにあった「温泉