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三ツ鐘署が舞台の読ませる短編ミステリ集 - Tigh Mhíchíl
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横山秀夫『深追い』 横山秀夫は短編でも抜群のストーリーテラーだ。 例えば、冒頭の表題作。「深追い」... 横山秀夫『深追い』 横山秀夫は短編でも抜群のストーリーテラーだ。 例えば、冒頭の表題作。「深追い」とは刑事のある種の習性を示唆する何とも地味なタイトルで、正直あまり期待せずに読み始める。ところが、物語が進むにつれて「深追い」の真の意味がわかってきて驚かされ、最後は唸らされる。ポケベルというほぼ絶滅した通信機器がこの話の謎に大きく関係するので、知らない人は現代史の豆知識として予め調べておいたほうが絶対に楽しめる。ちなみに、国語辞書で「ポケットベル」を引くと、呼び出し専用の小型受信機などと説明している。 次の「引き継ぎ」は泥棒刑事たちの検挙競争の話だ。盗っ人を捕まえるのを専門にしている刑事たちが検挙の数を競い合うという、警察関係者以外はだれも興奮しないような物語に見え、やや興醒めする。ところが、大物泥棒をとうとう捕まえた、その場面で思わぬ転換が起きる。隠された真の物語がそこから始まるのだ。ふつ