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カルピスの時間 - 話半分で聞いてください
夏といえば冷たいカルピスだ。 私はピアノ教室で飲む、カルピスが好きだった。カルピスは先生がキッチン... 夏といえば冷たいカルピスだ。 私はピアノ教室で飲む、カルピスが好きだった。カルピスは先生がキッチンで用意してくれて、レッスンの前後にダイニングルームで飲むことができる。ぶどう味の時もあれば、オレンジ味の時もあった。 先生は鼻歌交じりにテンポよく準備する。“美波ちゃん用”のミッキーのグラスの下に、コースターを敷き、色付きのストローをつけて「どうぞ」と出してくれる。 私は先生が作ってくれたカルピスを何杯も飲んだ。ちょっと味が濃くて、ちゃんと氷入りで、どこで飲むカルピスよりも一番美味しく感じた。夏は暑くて喉が乾いてるから、一層うまい。家でたくさん飲んだら母親に叱られるので、ここぞとばかりにゴクゴクと飲んだ。 私がカルピスを飲んでいる間、先生は綺麗なティーカップで紅茶を飲んでいた。その時間だけ、先生がすごく上品な女性に見えた。長い髪をバレッタでまとめ、丸い眼鏡をかけ、フワッとしたスカートをいつも履