石の話 | culAstu

「１２人のデザイン創造プロセス」という本の中の 松永真さんの記事でとても良い話を読んだ。 ある日、 チベットのラマ僧が若い修行僧の集まりで、 話をしていた。 ラマ僧は集まっている修行僧の前に広口の壷をおき、 こぶし大の石を一つ一つ入れていった。 やがて石は壷一杯になると、 ラマ僧は修行僧たちに尋ねる。 「この壷は一杯でしょうか？」 修行僧たちは「はい」と答えた。 だがラマ僧は次に砂利を取り出し、 その壷へザーッとあけて振ると、 大きな石の間に砂利が入り込んだ。 それからラマ僧が再び尋ねた。 「この壷は一杯でしょうか？」 「たぶん違います」 修行僧たちもさすがに何かに気付いたようだ。 次にラマ僧は砂を取り出し、 砂を壷にあけると、 砂は石と砂利の間に流れ込んでいく。 そして再び「この壷は一杯でしょうか？」と問う。 「いいえ」 修行僧たちは叫んだ。 次に水差しを取り出し壷へと水を注ぐ。 そして

[stilo]

ラマ僧の壺の中に石を入れる話。ぜひ読んでみて。