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山口淳太監督「ドロステのはてで僕ら」3765本目 - 映画と人とわたし by エノキダケイコ
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山口淳太監督「ドロステのはてで僕ら」3765本目 - 映画と人とわたし by エノキダケイコ
「リバー、流れないでよ」が面白かったので、前作も見てみました。 最初すごく戸惑った!なんで、いつこ... 「リバー、流れないでよ」が面白かったので、前作も見てみました。 最初すごく戸惑った!なんで、いつこの主人公は2分間の仕組みを知ったのか?・・・謎は謎のまま、とにかく映画は進んでいきます。この映画でも、藤谷理子のふつうすぎる自然な演技で、「ああそうなのか」と引き込まれる効果が強いです。あと私が気になって仕方ないのは酒井善史・・・彼が私にはモンティ・パイソンのマイケル・ペイリンに見える。愛想のいい好青年ふうを装ったイカレポンチ、的な存在感でつい注目してしまいます。 「リバー」同様この映画も、アトラクションに乗ったら最後まで笑いながら転がされる感じがすごく気持ちよくて、実によく仕組まれた作品だなぁと思います。 2分間の仕組みをいつ主人公が知ったかは、二度見返してみてもやっぱりわかりません。この感じ、いまどき流行りの不条理コントだと思えば、設定の説明がないのも普通だけど、老人や不慣れな人々の違和感