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「闇が滲む朝に」🐑章 第22回「二人の逃避行 温泉だけでなく、のど自慢にも出てみっか」 - Novel life~musashimankun’s blog~
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「闇が滲む朝に」🐑章 第22回「二人の逃避行 温泉だけでなく、のど自慢にも出てみっか」 - Novel life~musashimankun’s blog~
もとずろう温泉に到着 徹たちはタクシーを降りると、どこからか川のせせらぎが聞こえてきた。新鮮な空気... もとずろう温泉に到着 徹たちはタクシーを降りると、どこからか川のせせらぎが聞こえてきた。新鮮な空気に凛と身体が包まれた。はなえが気持ちよさそうに深呼吸した。 目の前に小さな温泉宿が建っている。古びた木造りの看板に「もとずろう温泉旅館」と大きく書かれていた。 「さあ、着いたよ」 徹がはなえの顔を見た。 「寒いけどいい所だねえ」 はなえが温泉の前を流れる川をのぞきこむように言った。徹の腕時計は10時を少し過ぎたばかりだ。 「一番客かもね・・・」 そう言いながら玄関を開けた。 「こんちわー」 まだ、開いたばかりからか中から反応はない。 「こんちわー、森木です」 徹が声を大きくした。しばらくして奥から人の足音が聞こえてきた。 「はあい。いらしゃいませ。女将のいちこです」 歯切れのよい声で返事をしながら中年の女性が玄関まで出てきた。 面長のずんいちろ社長 「この前、予約した森木です」 「はいはい、森