疑似歴史物語は停滞論を超えられるか - 枕流亭ブログ

まとめ「『ナウシカ』や『銀英伝』のその先の物語とは。（Togetter） http://togetter.com/li/20232 『ナウシカ』や『ガンダム』の「その先の物語」とは何か。（Something Orange） http://d.hatena.ne.jp/kaien/20100512/p1 さて、海燕(id:kaien)さんの慧眼にうなづきながら、『銀英伝』本編終結直後の田中芳樹と梶尾真治の対談を引いておく。 田中 高校生の頃を思い返してみても、人間って、変わらないな、と思いますね。 梶尾 人間は変わらない、というテーマは『銀河英雄伝説』にも流れていますよね。はるか未来になったとしても、しょせん人間がやることは変わらない。動きも、考えることも。そういうことでしょう。 田中 変わらないだろうし、変わってほしくない、という気持ちですね。それは僕の作品の大前提としてあります。変わると

[angmar]

史学的には停滞論と言うのかも知れないが、銀英伝がSFであることを踏まえればむしろ外挿の文脈で、それが平衡するのは巨視的に人類史観た場合の帰結なのでは。

[Ratty]

田中芳樹はどっちかというと停滞者ではないかと

[lotus3000]

結局変わることによる悲劇を書けるかどうかな気がする。

[REV]

とりあえず、現人類は新石器時代から遺伝子的には進化していないというアレ