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「舞台は俳優のもの」という類の言葉を吐く演出家の危険性 講談社 今日のおすすめ
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「舞台は俳優のもの」という類の言葉を吐く演出家の危険性 講談社 今日のおすすめ
この本では前半の部分で「戯曲を書くにあたって、テーマを先に考えてはならない」と書いていて、読んで... この本では前半の部分で「戯曲を書くにあたって、テーマを先に考えてはならない」と書いていて、読んでいた私は、「えっ」と戸惑いました。最後まで見て、テーマのない演劇を見ると、戸惑うこともあるからです。この「テーマ」のことは、ずっと気にしながら読み進んでいきました。 読み進めて、最後のほうまでいくと、俳優についての章があります。そこでは、「俳優は、私にとって実験材料にしかすぎない」「俳優は、演出家にとって将棋のコマである」といった少々乱暴な言葉が出てきます。そんなことばかり著者が吹聴するので、演劇界の一部で、評判が悪くなったこともあるそうです。 でも、それは誤解のようです。「俳優もまた、この実験に参加するにあたって、彼なりに実験の意味を考え、作業仮説をたてることも可能である。何よりも固有のコンテクストを持った俳優は、そのコンテクストを起点として、いかなる実験材料であるのかを、自ら選択することがで