市立中生徒ら5人、嘔吐や腹痛 教諭が作ったヨーグルト食べた後（毎日新聞）

名古屋市教育委員会は1日、市立香流（かなれ）中（同市名東区）の特別支援学級で生徒と教職員計5人が吐き気や腹痛を訴え、うち生徒2人が救急搬送されたと発表した。既に帰宅しており、命に別条はない。男性教諭（72）が作ったヨーグルトを授業中に食べた後だったという。 市教委によると、男性教諭は2月22日の食物連鎖に関する授業で、「生活に役立つ、身近な菌があると伝えたい」として牛乳に市販のヨーグルトを入れてみせた。その後、自宅に持ち帰って冷蔵庫などで保管し、この日学校に再び持ってきたという。 このヨーグルトを食べた生徒6人のうち、3年生2人が頭痛や吐き気を訴え、救急搬送された。ほかに1年生1人が帰宅後に受診した。同じヨーグルトを食べた教職員5人のうち2人も帰宅後に嘔吐（おうと）した。 市教委の担当者は、原因は現在調査中とし、「学校生活において生徒たちに苦しい思いをさせたことは申し訳ない。授業の食事の取

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「生活に役立つ、身近な菌がある」と教えるつもりが、危険な菌も身近にいると教える結果になってしまった。