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神戸大、カエルに食べられても消化されずお尻から生還するタフな昆虫を発見
神戸大学は8月4日、昆虫のマメガムシがカエル類に捕食されても生きて消化管を通過し、総排出腔(お尻の穴... 神戸大学は8月4日、昆虫のマメガムシがカエル類に捕食されても生きて消化管を通過し、総排出腔(お尻の穴)から無事脱出することを発見したと発表した。 同成果は、同大学大学院農学研究科の杉浦真治順教授らの研究グループによるもの。詳細は、国際学術雑誌「Current Biology」に掲載された。 食物連鎖の下位に位置する昆虫は、捕食されないために捕食者と接触する前に逃避行動を取るものが多い。しかし近年になり、捕食されたあとにその体内から生きて脱出する昆虫が発見されるようになってきた。捕食者の口から吐き出されることで脱出するタイプと、捕食者の消化管を生きて通過し、肛門や総排出腔(未消化物、尿、卵、制しなどが排出される単一の穴)から生きて排出されるタイプの2種類があるが、特にタフさが求められるのが後者だ。 カエル類の多くは歯がなく、昆虫や小動物を丸呑みすることから、杉浦准教授らは今回の実験で、トノサ
2020/08/09 リンク