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「Red」の三島有紀子監督(左)と荒川優美プロデューサー=2020年10月13日午後7時40分、勝田友巳撮影 映... 「Red」の三島有紀子監督(左)と荒川優美プロデューサー=2020年10月13日午後7時40分、勝田友巳撮影 映画界は誕生以来、典型的な男性社会。撮影現場は力仕事で、大勢を束ねて一つの作品に結実させる胆力も必要だ。女性の職種はメークや衣装などに限られていた。世の中の男女平等の流れはなかなか届かなかったが、ここに来てその波が大きなうねりとなって押し寄せている。女性監督の活躍が目立ち、撮影現場に女性の姿が増えただけでなく、スクリーンに登場する女性像も、これまでとは様変わりしてきた。125年の映画の歴史は、大きな転換期を迎えている。【勝田友巳】 ◇「映画界に女性差別」 カンピオン監督の痛烈な批判 「映画界には性差別がある。女性の視点がもっと投影されていい」。ニュージーランドのジェーン・カンピオン監督が、カンヌ国際映画祭で映画界を公然と批判したのが2014年。コンペティション部門審査員長として、公
2020/10/17 リンク