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無人で少量多品種生産。ロームは「フレキシブルライン」でパンデミックに備える ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
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無人で少量多品種生産。ロームは「フレキシブルライン」でパンデミックに備える ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
ロームはパンデミック(世界的大流行)時でも供給責任を果たすため、一つの生産ラインで多品種の半導体... ロームはパンデミック(世界的大流行)時でも供給責任を果たすため、一つの生産ラインで多品種の半導体パッケージを、人手に頼らずに製造できるフレキシブルラインを2021年にも各拠点に配備する。新型コロナウイルス感染拡大で、中国と東南アジアの複数工場は一時稼働停止を余儀なくされた。そのため同一品目を複数工場で扱い、有事に各地でバックアップする既存の事業継続計画(BCP)だけでは不十分と反省。外部との協業も加速しあらゆるリスクに備える。 ロームは、ロボットを駆使して金型や治具を自動交換し、サイズ、形状、端子が違う半導体パッケージを数千個単位から容易に少量多品種生産できる無人パイロットラインを開発中。加工中の設備状態を常時監視しゼロディフェクト(不良ゼロ)を実現するのも特徴だ。通常のラインは段取り替えに数日かかり、一度セッティングしたら切り替えず、長く使うのが一般的だ。 本社工場(京都市右京区)のパイ