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障害とできることと足手まといについて - 表道具
障害者になりました ある人の持つ医学的に理解された特性が,社会において問題となる時,その人は障害者... 障害者になりました ある人の持つ医学的に理解された特性が,社会において問題となる時,その人は障害者であると言うことができると思う.相当に素朴な定義であるが. その意味では,私は「発達障害」と診断されながらも,実際に障害者となったのはここ最近である.それまでも,周囲の温情を賜りながらなんとか暮らせてきた.しかし,様々に状況が変わり,様々な問題を起こし,もはやそういうことを言える場合ではなくなったのだ.それゆえに障害を表に出し,障害者手帳を申請した.つまり,社会的に「障害者になる」ことを決めて実行したのである. 今現在の印象では,障害者前と障害者後では,生きる厳しさはあまり変わっていない.「発達障害に起因する問題にどう対処していくか」ということについては,良い医師や良い友人に恵まれ,前々から議論して実践してきた.そして,障害者として自己呈示していようがいまいが,同じ状況では同じ問題が起きていた