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祖母に死化粧をしたら生前より可愛くなった話|しまだあや(島田彩)
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祖母に死化粧をしたら生前より可愛くなった話|しまだあや(島田彩)
私のおばあちゃんは、私が大学生のときに、生涯を終えた。もうすぐ85になる歳だった。 魚の食べ方がめち... 私のおばあちゃんは、私が大学生のときに、生涯を終えた。もうすぐ85になる歳だった。 魚の食べ方がめちゃくちゃ上手で、「ティッシュ」の発音が壊滅的に下手なおばあちゃんだった。 詩吟の先生をするほど歌が上手で、人からの頼み事を断るのが壊滅的に下手なおばあちゃんだった。 おばあちゃんとおじいちゃんは、当時にはめずらしかった恋愛結婚で、子どもを4人産んだ。おじいちゃんと喧嘩になりそうなときはいつも、「散歩行ってくるわねー」と子どもたちに伝えて、言い合う様子を一切見せなかった。散歩しながらだと心が落ち着いて、言い合いにならずに帰ってきたこともあったらしい。(おじいちゃんは私が小さいときに、癌で亡くなった) 子どもたちは大人になり、さらに子どもを生んだ。長女は3人、長男は2人、次女も2人、次男も2人。あわせて9人の孫が生まれた。その中に、私がいた。孫たちもみんな仲がよかったし、おばあちゃんのことがみん