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ラノベタイトルの長文化と初期近代における「エンブレム」の役割|ペシミ
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ラノベタイトルの長文化と初期近代における「エンブレム」の役割|ペシミ
1.エンブレム・ブック 初期近代に発達した一連の記憶術は、科学の進歩や新大陸の発見に裏付けられた「... 1.エンブレム・ブック 初期近代に発達した一連の記憶術は、科学の進歩や新大陸の発見に裏付けられた「情報の洪水」を背景とし、それらの情報を何とか整理したいという動機から盛んに研究されてきた。その一環として発明された「エンブレム」は、通常「モットー(主題)+図像(イラスト)+エピグラム(解説文)」から構成される。 エンブレムの例。16世紀~17世紀にかけて「エンブレム・ブック」が多く出版された。 エンブレム界の始祖と名高いアンドレア・アルチャードは当初、エンブレムに関するアイデアを手帳に認したためていたと言うが、その際には図像は伴っていない。彼の文章にイラストが付属するのは1531年に『エンブレマタ』が出版されてからとなる。 ところで、エンブレムにおける「図像」の登場がいかに意義深いかを考えたとき、我々はおそらく二つの観点から図像を眺めることになる。 一つは、記憶術の一環として研究された事実を