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流れの正体 最終回|近代麻雀黒木
※過去に近代麻雀で連載されていた企画の再録です 【流れは間違いなく存在する】 1年かけて多くの人に... ※過去に近代麻雀で連載されていた企画の再録です 【流れは間違いなく存在する】 1年かけて多くの人に「流れ」についてうかがってきたが、麻雀や勝負事において「流れ」があるというのはすでに結論が出ている。ただ、流れを人の力でなんとかできるかどうかというのは別の話。 また、流れの正体の「一部」が人間の心が生み出す「何か」であることは間違いなさそうだ。たとえば「好調者はよくツモる」という現象は、好調者を意識する対戦相手のオリが1巡でも早くなることによって起きると説明できる。逆に、好調者を意識して無謀な攻めをしてしまい、普段なら打たない牌で放銃してしまうというケースもある。 こう言うと「じゃあやはりデジタルに打てば良い。好調不調で戦略を変えていたら打ち方がブレて損をする」と考える人もいるだろう。 確かに理屈上はその通りだが、そう簡単にいかないのが人間だ。 人がどんな時も同じように冷静沈着でいることは不