【Colabo事件④】引き続き、監査結果報告書に関する補足のようなもの（その3）及び再調査による影響の推測｜地方の会計屋

当初の想定以上に膨らんでしまいましたが、監査結果報告書における指摘事項及びその想定される影響について2回に分けて分析してきました。 今回でようやく最後です。 ５．給食費、宿泊支援費に関する指摘事項について一つだけ「妥当性が疑われるもの」と小節を分けている指摘事項初めに、監査結果報告書の当該指摘事項の文言を改めて振り返ってみましょう。 （給食費、宿泊支援費について） 対象人数が不明であるものの、一回当たりの支出が比較的高額なレストラ ンでの食事代やホテルの宿泊代、また食事代とは理解し難い物品の購入代が 計上されている。さらに、宿泊支援費について都外遠隔地での宿泊代が計上 されていることなど、本件契約の仕様書に記載される文言そのものからは委 託事業の経費として計上することに妥当性が疑われるものが見受けられる。監査結果報告書P.23。太字は筆者による暇空氏自身もホテル代の過大計上を疑う主張をかな

[maninthemiddle]

今回のcolabo会計周りの話で一番中立的かつ信頼できる筆者に思えるのではてなーにお勧めしておく

[biconcave]

）ただ誤りを指摘するだけでなく、こちらから適正な財務報告を作成できるようにするための取り組みや、逆に財務報告の信頼性を損なわないで経理や決算の効率化をこちらから提案するのも、監査人の大事な仕事です。

[navix]

“結局のところ、少なくとも暇空氏が主張していたような不正行為の証拠は見つからないし、実際に（略）12項目についてことごとく「請求人の主張は妥当ではない」と明確に否定”

[gonzales66]

“公開する前に大問題と騒がれていたマター（タイヤやホテル代の過大請求疑惑など）はほとんど否定され、その代わり人件費の計上誤りなど盲点ともいえる誤謬が多く浮上したのが印象的でした”

[araikacang]

税務調査とかだと「お土産持たせる」と、あえて軽微な不備の指摘を受ける事がある。役人が仕事をした形を作ってすぐお引取りいただくため。食事代の件も、悪質だからでなく修正しやすい部分の指摘な可能性あるかも?