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母さんは夜なべして手ぶくろを編む必要がない|上田啓太
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母さんは夜なべして手ぶくろを編む必要がない|上田啓太
「母さんが夜なべをして手ぶくろ編んでくれた」というフレーズを久しぶりに見て、ユニクロ行けばいいの... 「母さんが夜なべをして手ぶくろ編んでくれた」というフレーズを久しぶりに見て、ユニクロ行けばいいのに、と反射的に思った。なんだか嫌な現代っ子みたいだ。いやまあ、現代の人間ではあるのだが。 現代において、母さんは徹夜で手ぶくろを編む必要がない。ユニクロに行けば1000円で買える。母さんは今すぐユニクロに行け。 このフレーズは私が子どもの頃にはすでに古かった気がする。刑事ドラマで犯人の泣き落としに使われる歌というイメージだ。もっとも、その刑事ドラマを具体的に見たわけではない。とくに作品名なども浮かばない。なんなんだろう。イメージの世界で暮らしていたのか。 そもそも「夜なべ」という言葉をまじめに使った記憶がない。使うと冗談のような雰囲気が出てしまう。「よ、夜なべって!」というふうに、言葉の古さに引っぱられて自然な会話が成立しない。 言葉というのは油断すると会話の自然な流れから浮き上がってしまうもの