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オリックスに来てから“笑顔”が増えた? 43歳能見篤史が明かす古巣・阪神への感謝と“特殊”な重圧「もう1人違う自分をつくっていた」(米虫紀子)
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オリックスに来てから“笑顔”が増えた? 43歳能見篤史が明かす古巣・阪神への感謝と“特殊”な重圧「もう1人違う自分をつくっていた」(米虫紀子)
3万1855人が京セラドーム大阪のスタンドを埋め尽くした6月12日のオリックス対阪神戦。8回表、球場全体か... 3万1855人が京セラドーム大阪のスタンドを埋め尽くした6月12日のオリックス対阪神戦。8回表、球場全体から注がれる大きな拍手の中、プロ18年目の43歳、能見篤史が今季初めてマウンドに上がった。 「ちょっと鳥肌立ちましたね。拍手の多さに。監督の粋なはからいもあったので」 6月9日のヤクルト戦に「12球団勝利」をかけて先発登板した増井浩俊に代わり、交流戦最後のカード・阪神戦が始まる6月10日、阪神から移籍2年目の能見が一軍登録された。 1、2戦目は登板機会がなかったが、3戦目、0-6と大差をつけられた8回、能見の名がコールされると、球場中が沸いた。 阪神の6番・小野寺暖をサードゴロ、7番・中野拓夢をピッチャーゴロに仕留めて4球で2アウト。8番・ロハスには四球を与えたが、9番・長坂拳弥をセンターフライに打ち取ると、再び球場が大きな拍手に包まれた。 「いい緊張感でした。点差が点差でしたけど、しっ