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荒井献「イエス・キリスト 下」(講談社学術文庫) - odd_hatchの読書ノート
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荒井献「イエス・キリスト 下」(講談社学術文庫) - odd_hatchの読書ノート
2015/01/05 荒井献「イエス・キリスト 上」(講談社学術文庫)の続き 教団ではなくイエスに遡ろうとし... 2015/01/05 荒井献「イエス・キリスト 上」(講談社学術文庫)の続き 教団ではなくイエスに遡ろうとしても、それは難しい。すなわちイエス本人は記録を残していないし、同時代の施政官であるローマ側の資料にも、イエスの批判したユダヤ教文書にもイエスの活動は記録されていない。残されているのは、複数の福音書と使徒行伝であるが、これはイエスの死後50年以上経過してから編纂されたもの。 そのうえ、この国に住む者には紀元0年前後のパレスチナの様子がまずわからない。参考になるのは、佐藤研「聖書時代史 新約編」(岩波現代文庫)あたり。それでもこの砂漠の地でどのように生活するか、さらにはユダヤ教の律法が生活を激しく規定していることや、ローマの属国であり差別が日常的であった事態を理解するのは困難。 この本によると、当時のユダヤ人はヘブライ語を読み、コプト語をしゃべる。ギリシャ語は支配者の言葉であった。福音書