最強ＣＰＵ将棋ソフト『水匠』ＶＳ最強ＧＰＵ将棋ソフト『dlshogi』長時間マッチ観戦記 第一譜『水匠』杉村達也の挑戦

取材・文／白鳥士郎 「……まさか？」 『水匠』開発者・杉村達也は、自身の開発した将棋ソフトの読み筋にその文字を見つけた瞬間、血の気が引いていくのを感じた。 『それ』が存在することを、杉村は事前に知ってはいた。 同時に、極めて再現性が低いということも知っていた。ある棋士はその出現率を「2年で3～4回」と語っていたのだから……。 『それ』について、『やねうら王』の開発者である磯崎元洋（やねうらおのペンネームで知られる）もやはり「再現性がない」という理由で、大して取り合ってくれなかった。 つまり、いつ出るかわからないし、出る確率も極めて低いということである。 しかしそれが今、水匠の読み筋の中にはっきりと出現していた。 「え!? こ、ここで出るのか……」 しかも『それ』が出たのは、水匠だけではなかった。 検討のために別のパソコンを使って走らせていた、別のソフトでも……その『バグ』が出現していたのだ

[BigHopeClasic]

まあ、出すのに2ヶ月かかるよねというくらい、取材と推敲の丹念さが分かる。これ、ラノベ一冊分の原稿料くらいのギャラはいるよね

[ockeghem]

たまたま、やねうら王のバグの場面を見ていたけど、そのバグの原因の解説（3ページ目）が非常に面白い。チェックをしていないのは高速化のための意図的なものだった

[behuckleberry02]

さすが面白い。スリリングな第一局舞台裏。焦点のバグについてはやねうらお氏への後日インタビューで補って完璧。しらとり氏の観戦記だいすき。

[jessica_s3]

白鳥氏のインタビュー記事や観戦記は内容はよく取材されてるし熱意も感じるんだけど、過剰な表現がちょっと苦手に思うときもある/対局はアーカイブがあるので興味があれば https://youtu.be/GuDs2rTJ6Wo

[anus3710223]

流石白鳥先生の観戦記。めちゃくちゃ面白い。/"…しかし実は、ある人物がディープラーニング系の将棋ソフトに興味を抱き、研究に取り入れるのだが…"これ絶対あの人やろ……

[IthacaChasma]

多くの人が想像しているよりも、ほんの少数の意欲ある人だけで動いている界隈なのだということがわかる、流石の観戦記。『りゅうおうのおしごと！』も将棋ソフト知らないままでは書けないだろうしね。

[hrmitsumane]

すごい熱意だ 目頭が熱くなる

[bobniku]

処理時間優先してチェックを削るのはわかるなぁ…

[richard_raw]

白鳥先生の観戦記やっぱりいいなあ。

[vosne_romanee]

小説家らしいウェットな文章だがさすが読ませる、滅茶苦茶面白い。将棋ソフト版プロジェクトXの趣。素人観る将でPCも然程詳しくない自分もAMDやNVIDIAに再注目させられる昨今（Ryzen搭載ノートを新調した余談

[marton]

qa

[y-kawaz]

めちゃ面白い記事だった。バグの原因というかそういう設計にした意図とかも詳しく解説されてて非常に納得がいく話だったw

[T-miura]

この記事すげーな

[BRITAN]

続きが楽しみ

[kazukan]

勘定系システムの例え話がよく分かりやすかった

[kotaponx]

ほとんど手弁当でここまでやる情熱にしびれるな

[hdampty7]

バグでまあ興がそがれるも名人と佐々木氏のやり取りが面白過ぎたのでよかったと記憶。ぬいぐるみの話が好き。

[kz78]

"ちょっとバグはあるけど強いソフトか、バグは無いけど弱いソフトかだったら、ほとんどの人は強いソフトを使いたがる"

[Listlessness]

与太話だけど、ゲームでのGPU利用が進むと「うちのカードは単なるGraphics Processing UnitじゃなくてGame Processing Unitだ」って営業文句で言い出すと思う。リサ・スーが本命で革ジャンが対抗。

[udofukui]

読ませるなぁ。

[versatile]

なんだこの安いミステリーみたいな出だしは・・・

[RySa]

「xxの開発って、とってもお金がかかるんです。」今年一番、声に出して読みたいパワーワード。

[n_y_a_n_t_a]

期待

[hirolog634]

文章が下手すぎて読みづらい。太字や色付き文字のルールが統一されてないし、時系列もバラバラで事情をよく知る者しか楽しめない。この件を知ってる人なら楽しめるのかもしれないが。

[urtz]

良い記事