声優・大塚明夫の人生における「3つの分岐点」｜“素晴らしい役者”より“メシが食える役者”を目指した若者が50歳を過ぎて気づいた“芝居の中にある自分の幸せ”【人生における3つの分岐点】

今、エンタメ業界の最前線で輝く人気声優たち。 そんな彼ら、彼女らが、どのような人生を歩み今に至っているのか、その人生にはどんな分岐点があったのか。「もし聞けたら聞いてみたい！」と思う方は少なくないのではないだろうか。 TVアニメやゲームのキャラクターボイス、吹き替えやナレーションに留まらず、アーティスト活動やテレビ出演など活躍の場を広げている「声優」という職業。近年、その規模も熱量も爆発的に拡大している。 そこでニコニコニュースオリジナル編集部では、人生における「3つの分岐点」と題し、人気声優たちが辿ってきたターニング・ポイントをトコトン掘り下げるテーマの連載企画をスタート。 今の自分を形成するうえで大きな影響を及ぼした人物や出来事は？ 声優人生を変えてくれた作品やキャラクターとの出会いは？ など、人気声優たちの人生における分岐点に迫っていく。 記念すべき第1回となる今回は、大塚明夫さんに

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“お金を払う人にとって、貧乏臭い人に払うのは嫌なのかもしれないな、と。「みんな、この人にお金を払ってるんだな！」みたいな安心感が求められるのかもしれないと思って”

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そう言えば檜山修之さんがマイトガインで主演した頃に「財閥の御曹司役なのに演技が貧乏くさい」とスタッフに言われて苦労した話を聞いたような。「貧民から王侯貴族まで演じる」わけだから重要なんだね

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前Qさんやインタビュアーライターの人と比べると僕は演劇や映画の知識が少ないので、こういう仕事は無理だなって思う。知識はないけど偏った精神で物を書いていきたい

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お金は大切です。　でも、王侯貴族のような暮らしがしたいわけじゃない。ちゃんと家庭が成立して、できれば、食べたいなと思ったときに食べたいものが食べられるくらいのお金があればいいんだろうと。

[osugi3y]

メシが食える仕事ってのが大事だよな。そこに大変さもあるが楽しさもあるって仕事をやるっつーかそういう仕事の仕方をしていかないとな、と自分にも思わされた。これはいいインタヴューだった。

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“お芝居とは分析していくと「ごっこ」じゃないですか。大の大人が真面目にやるわけですけれど。幸いにも僕にとっては面白かったので。石田えり、夏木マリなどは役者でも、何かが違う。お金は大切です。”