エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
記事へのコメント1件
- 注目コメント
- 新着コメント
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
むらさきのスカートの女 - いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう
今村夏子の『むらさきのスカートの女』を読了。 芥川賞をとったときから読みたかったが、文庫本になるの... 今村夏子の『むらさきのスカートの女』を読了。 芥川賞をとったときから読みたかったが、文庫本になるのを待っていた。忘れた頃に文庫化され、平積みされているのを見つけると嬉しくなるものだ。 今村作品を読むのはこれで二作目。それこそ芥川賞をとった際に待ちきれず、その当時文庫で読めた『こちらあみ子』を読んだ以来だ。デビュー作だったがほとばしる才能を感じたので、本作も期待して読んだ。 期待どおり、前評判どおりの読み応えであった。読みやすく、日常に溢れる物語なのに、どこか不穏な空気が漂い、それがページを捲るたびにどんどんと濃くなっていく。他にはない魅力である。 終盤の畳み掛けは圧巻だ。さらにはストンと暗幕が落ちたかのような終わり方も好みであった。読後はなんとも捉え難い余韻に包まれ、すぐにネット上に溢れる考察記事を読み漁ることとなった。 巻末に芥川賞受賞時に書かれた8本のエッセイが収録されているが、筆者の
2022/09/30 リンク