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約定の蜃気楼 六話 - 人生は花鳥風月
就寝前の祈祷を終えた真人は部屋に戻り床に就く。静かな修道院は彼を安眠させるのに十分だった。熟睡中... 就寝前の祈祷を終えた真人は部屋に戻り床に就く。静かな修道院は彼を安眠させるのに十分だった。熟睡中の真人ではあったが久しぶりに夢の世界に誘われる。それは彼の今までの人生を振り返るような過去の経験が物語る夢であった。 真人は高校生の頃から交際していた智子という女性と二十歳過ぎに結婚したのだった。それは傍から見ても実に仲睦まじい夫婦で身内は勿論、職場の人達や同級生、世話になった学校の先生、近所の住民と、大勢の人達からに祝福を受けていた二人の姿は何時も光り輝き、みんなの希望であった。 二人は何処へ行くのにも常に一緒で、綺麗な景色を見ては共に感動し、面白い事があれば共に笑い、亦苦難に遭遇すれば共に悩む。人生の全てを共感、共有する事が出来る二人は正にお似合いのカップルだったのだろう。そんな二人の行く手には一切の翳は無く、そのほのぼのとした愛らしい生活ぶりにはメルヘンチックな漂いさえあった。そしてそれこ