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高木浩光氏、日本版ePrivacy立法を目指すのであれば、通信の秘密の概念そのものを見直すべき | スラド セキュリティ
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高木浩光氏、日本版ePrivacy立法を目指すのであれば、通信の秘密の概念そのものを見直すべき | スラド セキュリティ
おなじみの高木浩光氏が、総務省がパプコメを募集していた「プラットフォームサービスに関する研究会 中... おなじみの高木浩光氏が、総務省がパプコメを募集していた「プラットフォームサービスに関する研究会 中間とりまとめ(案)[PDF]」(以下中間とりまとめ案)についての意見を上げている。中間とりまとめ案では、インターネット上の誹謗中傷への対応を念頭、インターネット上の違法有害情報への対応や利用者情報の取扱いに関して意見公募を行ったもの(高木浩光@自宅の日記)。 同氏によれば、現時点のとりまとめ案はEUで今年合意されたeプライバシー規則(案)を参考にして作られている部分があるという。日本の現行案が参考にしているのは、Cookie規制など表面的な扱いに参考にしただけだと指摘している。同氏は日本版ePrivacy立法を目指すのであれば、通信の秘密には機械的処理によって介入されることがあるといった部分を明確にするなど「通信の秘密」概念の再構成まで含めて検討するべきだと指摘している。