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昔書いていた詩(86) 「宝石」 「猫」 - seibei414's blog
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昔書いていた詩(86) 「宝石」 「猫」 - seibei414's blog
宝石 ああ 我々の 眼は 澱み 悩みは深くて 地下の宝石の 原石にも 伝わらない 原石の眠りは いつ目醒... 宝石 ああ 我々の 眼は 澱み 悩みは深くて 地下の宝石の 原石にも 伝わらない 原石の眠りは いつ目醒めるのか 数千億トンの重圧の下で 生まれた原石は 今何処にいる 磨かれた美しさよりも 数万年の孤独の方がいいのか 喘ぐ 女の指先で 宝石は 考えるのです 猫 横たわる 大地に四股を広げて 横たわる 皮膚は土に触れ 乾き始めた 鼓動を失った 心臓が悲しい 此処に 一匹の猫 今 生命の営みから 解放され 朝の光の中で 最期の 自己主張を する為に 横たわる ああ 此の時 光化学スモッグの 警報が鳴り 街の総てを 犯し始める