メイドや執事の労働環境と、階級の違いによる差異 - ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

メモ書きというか、課題出しのようなものです。 「３５過ぎて独身でいること」の限界とはなにか こちらをはてぶ経由で読んで、結婚に対する国や時代、立場の違いが興味深くて、感想書きます。 家庭持ちが好まれなかった家事使用人職（private domestic servantのこと） 久我は家事使用人の研究（19世紀イギリス・ヴィクトリア朝を中心）をしているので現代的な視点/課題設定で過去を見るとどうなるのか、その違いと共通項を比較するのが好きです。今回話題になっている、「独身者の方が責任感がない、家庭持ちの方が家族がいるので仕事への責任感がある」との見解、これとまったく逆の価値観が、ヴィクトリア朝以降の家事使用人（執事やメイドなど雇用主の家庭で家事を行う）に当てはまりました。 （2009/11/09追記：「使用人」と「家事使用人」は意味合いが異なります。ご指摘を受け、文末に補足を追記しました）

[nessko]

日本は戦前だと奥様なんてのは中流以上にしか存在できなくて、下流はみんなおかみさんで嫌でも働かないといけなかったりしてた。今またその頃に戻ってきてるだけのような気もするんだが。

[z0rac]

なるほど。/余り関係ないけど、アガサ・クリスティの作品では執事にも封建的な規範意識はあったように思う。主人(雇用主)の罪を被るとか。/あぁ、あれはバトラーなのか。

[Midas]

正確には使用人は職業ではない(価値理論)。直接比較は無理。今これに1番近いのは芸能界やブログ。勝間もフェミも一般社会を肴に自分語りしてるだけ。先輩芸人「その歳でアイドル気取れると思ったら大間違いよ」と同じ

[tsugo-tsugo]

価値観の異なる時代に、結婚と労働がどのようなかかわり方をしていたかを知るのは、非常に興味深い

[P2C2E]

昔よく見たオールドミス（和製英語）の元はold maidでしたね。

[FTTH]

atode

[chintaro3]

GJ

[zu2]

「わが秘密の生涯」にもそんな記述はあったなあ。 / http://wiliki.zukeran.org/index.cgi?%B2%E6%A4%AC%C8%EB%CC%A9%A4%CE%C0%B8%B3%B6

[guldeen]

英国の執事に関しては、Wikipediaの[google:バトラー]の項が詳しいので参考にどうぞ。

[kodaif]

"自分自身は働かないと食べていけない人間なので、主に歴史を研究していても労働者階級の視点で物を見ていますし、執事やメイドは「過去に存在した同僚」とも思っています。"

[hidematu]

現代的な価値観だけで判断するのは間違いの元