エミータS.398／真珠湾攻撃・捕虜第一号・酒巻和男の手記 - sutekidaneの日記

縁あってこの本を読みました。 開戦80周年記念出版だそうです。 著者の酒巻和男さんは、太平洋戦争で1941年12月8日のハワイ真珠湾攻撃に特殊潜航艇(2人乗り)で出撃することになります。 開戦と同時に、真珠湾に碇泊する米艦隊を潜航艇5艇で奇襲する作戦です。 ところが真珠湾を目指した酒巻さんの艇は方向を定めるジャイロコンパスが故障し、湾内へ入ることもできず座礁してしまいます。 2人は艇を爆破し岸に向け泳ぐ途中で意識を失い、酒巻さんだけが米軍の捕虜となります。 太平洋戦争捕虜第一号です。 「生きて虜囚の辱めを受けず」という戦陣訓に縛られた酒巻さんは、激しい屈辱から殺されることを望みますが、それを許さない米軍の厳しい監視下に置かれ、自死も許されませんでした。 ＊ 一方、日本軍は戦意高揚のため、真珠湾攻撃で戦死した5艇の搭乗員９人を「九軍神」として讃えます。 ただ１人生き残り捕虜となった酒巻さんは

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エミータさんのブログ、引き込まれる様に読ませて頂きました　歴史から抹殺されるって屈辱　米国を理解する為に新聞と辞書を、って　そして後から来る沢山の捕虜の命を救ったのですね　この本に直に触れてみたい