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監視ソフトウエアをどう選ぶか
監視ソフトウエアで何を監視するのか システム全体の稼働状況をリアルタイムに把握し、適切な運用を行う... 監視ソフトウエアで何を監視するのか システム全体の稼働状況をリアルタイムに把握し、適切な運用を行うためには、システム監視ソフトウエアが必須ですが、ソフトウエアの選定に参考となるまとまった情報が少なく、個別にシステム担当者が情報収集と検証を行って選定しているのが現状です。本連載では、オープンソース、商用の監視ソフトウエアをいくつか取り上げ、各ソフトウエアを機能別、種類別などで分類し、解説します。 まず、監視には、大きく分けて「死活監視」と「リソース監視」の2つがあることを知っておきましょう。 まず、死活監視では、Pingによる応答監視、プロセスの起動監視、ポートの応答監視などにより、システムやサービスが適切に稼働しているかどうかを監視します。死活監視を有しているソフトウエアは、障害検知を行い、管理者への通知やスクリプトを実行する機能もあわせて持っている場合が多くあります。死活監視により障害を