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【エッセイ・宇宙を泳ぐひと】第9回 重量リソース / 有限の愛(システム設計)
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【エッセイ・宇宙を泳ぐひと】第9回 重量リソース / 有限の愛(システム設計)
笑っちゃうぐらい壮大な宇宙と 何でもない生活の狭間を 溺れるように泳ぎつづける。 そんな宇宙を泳ぐひ... 笑っちゃうぐらい壮大な宇宙と 何でもない生活の狭間を 溺れるように泳ぎつづける。 そんな宇宙を泳ぐひと 宇宙工学研究者の久保勇貴さんによる 連載エッセイ。 あれはたしか、ポケモンカードだったと思う。 そう、たしかそれは全種類のカードにキラキラ加工をしてあるようなカードだった。カードゲーム用のやつではなくて、お菓子のおまけかなんかでついてくるコレクションカード。ポケモンブームだった当時、幼稚園の友だちみんなで競うように集めていたんだと思う。 「ユウキ、お前のカード折れよ」 「そんままじゃ俺のカードと見分けつかんけんな」 たいちゃんはそう言うと、僕のキラキラのポケモンカードの四隅をグニッと全部折り曲げた。 「ほら、こうしたらどっちがユウキのカードか分かるけんよかやろ」 僕のピカピカだったポケモンカードの隅にはミミズみたいな折り目が4本ついた。たいちゃんはそれを見て満足そうな顔をしていた。そのと