映画化された小説『セーラー服と機関銃』の表紙がセーラー服ではなく、ブレザーを着ていて、当時は小説におけるイラストというものが惰性的というか、かなり軽んじられていたことが窺える話

芦辺 拓 @ashibetaku 零細探偵小説家です。仕事はbit.ly/jfXjYy またの名を森江春策Ｐと申しまして、ニコマス動画、ラブライブ！、AGC38、そしてポッピンＱなど、どこでも平均年齢を押し上げてます。 芦辺 拓 @ashibetaku #誰だよお前選手権 赤川先生自身も語っていたと思うけど、ブレザーを着ている『セーラー服と機関銃』の星泉。主婦と生活社21世紀ノベルスという、ミステリ出版としては新興だからこそ出せた本ではあるが、当時は小説におけるイラストというものが惰性的というか、かなり軽んじられていたことが窺える pic.twitter.com/kPujIWE3UU 2024-04-25 23:02:43

[gabill]

ラノベのように挿絵を「これが正解。これが公式設定」とするよりも、これくらい雑のほうが「正解は小説の文中と読者の頭の中にある」となって逆に原作尊重といえるかも。

[srgy]

なお133年前（ホームズのトレードマークの帽子の件） https://ohtabookstand.com/2016/03/22102015/

[mazmot]

すべて現代の基準で物事を語ってて、昭和は遠くなりにけりと。絵と本文が矛盾するとか、昔は誰も気にしてなかったよと。何ならあの時代の単行本を10冊ぐらい並べてみたらいい 　https://mazmot.hatenablog.com/entry/2024/04/27/172146

[rck10]

ラノベの勃興(95~00年頃)で相当変わったよね。「氷菓」(2001)のキャラデザの変遷見るとかなりビックリする。

[nakex1]

服の種類くらいは合わせろよーとは思うものの，今の公式絵がついちゃうラノベも小説家は窮屈なんじゃと心配ではある。続編を書く時に公式絵をどうしても意識してしまうだろうし。

[go_kuma]

セーラー服と機関銃の作者が赤川次郎だっていまさら知った

[KoshianX]

こういう時代に出渕裕のロードス島戦記や松本零士の処女戦士ジレルや天野喜孝のエルリック・サーガの表紙が並んでるのはインパクトあったろうなあ

[mshkh]

「セーラー服と機関銃」は、私にとっては来生たかおの「夢の途中」だなあ（←誰もそんなこと聞いてない）

[bokmal]

テキストに触発されつつ離れる装画も好きだし既存の芸術作品と「取り合わせる」タイプも好きだ。独立した二つの作品の意外な響き合いや衝突にはカバーアート特有の愉しみがある。

[fusanosuke_n]

石田可奈さんの魔法科のデザインに関するあの記事を読んで - メモ用 https://stbese.hatenablog.com/entry/2016/05/09/111509

[doku_2gou]

ロードス島とかはジュブナイル文庫で別枠で漫画っぽいイラストだから若者が手に取りやすかったんですよね

[d-ff]

既存絵画の流用説。サラ・パレッキーのヴィクシリーズの表紙を江口寿史がいくつか手掛けたが、江口の想うカッコ良さが小説と乖離していて（ホルダーの位置とか）受けつけず。売り上げに貢献し、評価も高いようだが。

[quick_past]

今の表紙は、特定読者層を狙い撃ちしたい出版の必死さが見えて、品がないんですわ（機関銃だけに）

[ka-ka_xyz]

平山瑞穂『エンタメ小説家の失敗学』で、コレジャナイ表紙ができてしまう過程の例が出てたな。（ラフスケッチ段階での作者チェックはあるけど、日程的に余裕が無いとリジェクトが実質無理に。

[asherah]

小野不由美ゴーストハントX文庫版の最終巻で、挿絵と本文の不一致個所を探せという間違い探しやってたんだけど、あれ企画としてわざとやったのか、挿絵が間違ってるのを逆手にとり企画に見せかけたのか今でも謎。

[run_rabbit_run]

昔はあまり細かいこと考えず、作家の作りたい物を尊重してた感じするけどな。今はマーケティングとか一度売れた物、過半数の意見で作られていて、正確だけど不寛容な印象

[Ottilie]

「セーラー服」じたいが "若者向けの青春小説ということで"と内容に先立って決定されているので…

[uch]

そもそもラノベ以外の小説は昔も今もこういう方向性の表紙多くて、イメージが固まらないようにあえて内容に直接触れないようにしてるの多いと思ってるから、ラノベ基準で雑だとか軽んじてるとか言われるとちょっと…

[dmekaricomposite]

「小説におけるイラストが惰性的で軽んじられてた」は主語が大きすぎ。なら生頼範義やもっと遡るなら岩田専太郎はどうなんだって話になる。赤川次郎の若いポップな感性への適合が難しかったんでしょ。

[pribetch]

そもそもセーラー服と短機関銃な

[takoswka]

漫画じゃないからね。

[agrisearch]

で、『夢の途中』は？

[narwhal]

機関銃がどこにも見えないのだから、セーラー服が描かれてないくらいいいだろう。

[zzteralin]

雑っていうか雑。いらすとや的なフリー素材で作ったの？

[kokumaijp]

カラオケのバックに流れる適当映像みたいなものか

[kamiokando]

氷菓、分かる！古本で買ったんだけどアニメ絵のカバーの下に旧版のミステリーチックな絵が出てきた。

[ichi404]

榊ガンパレで金髪キャラを黒髪で描いたり逆モヒカンを普通の髪型にしてる。シリーズが続いても変えなかったのは謎だったな

[electrolite]

これも酷い。 筆者は刑務所で実践した自重筋トレにこだわり、ステロイドを否定しているのに、ステロイドムキムキのボディビルダーが描かれている。 https://x.gd/JDuVP

[asiamoth]

えっ!? タイトルと合っていない表紙なんて山ほどあるよね!? 村上春樹『風の歌を聴け』田中康夫『なんとなく、クリスタル』──とキリが無い。それだけで“軽んじられていた”は言い過ぎ。

[togetter]

イラストが大事になったのはやっぱりライトノベルが流行ってからなのかなあ。

[songsfordrella]

角川春樹が社長になってからの角川文庫はイラスト含め装丁全体に力を入れていた印象がある。自分が強烈に覚えてるのは横溝正史シリーズ。あのおどろおどろしいイラストが小学生の頃はホントに怖くてさ……。

[megomego]

内容との正確性は求められていない、なんとなく雰囲気があってればOKくらいの時代だよね

[kk255]

そういや、ラノベでトパーズ色の瞳と表現してるキャラが青い瞳だったことはある。

[aya_momo]

これが集合知か。/アニメの主題歌が内容に全然合っていなかったりするけど、それは問題視しないの？

[minaminoani]

「セーラー服と機関銃」って、「女親分は女子高生」みたいにベタなタイトルになるところをキャッチーにうまく言い換えた感がある。その辺に理由がありそうな気もする。

[straychef]

あえて突っ込み待ちなやつだろ

[poliphilus]

「映え」のせいで、今ほど見た目が重要視される時代もあるまい。ただ装丁はそのものズバリより「なんとなく関連・匂わせ」程度がいいと個人的には思う。あんまりかけ離れてるとアレだけど

[Alceste]

(ロードス島、ウッドチャックは初期リプレイでは名前自体も鼠系だし一人称が「おいら」でプレイも少年盗賊っぽかったのに挿絵はおっさんに…。カシュー王のイラストも別人と間違ったりで結構いい加減だったと思う…)

[ikusana]

タイトルだけ知ってて読んだことはないけど挿絵がどうとか以前にセーラー服と機関銃がミステリー小説だった事に驚いた。てっきり女子高生が機関銃を片手に暴れまくるアクション小説だとばかり……。