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"いま生きている"ことこそ、とてつもない奇跡なのだ。『月まで三キロ』『八月の銀の雪』伊予原新 周回遅れの文庫Rock - うたた雑記
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"いま生きている"ことこそ、とてつもない奇跡なのだ。『月まで三キロ』『八月の銀の雪』伊予原新 周回遅れの文庫Rock - うたた雑記
夜空にまたたく星の光は我々が生まれる遥か以前に発せられたものだ、とか。 世界(人間)の材料である原... 夜空にまたたく星の光は我々が生まれる遥か以前に発せられたものだ、とか。 世界(人間)の材料である原子は数十億年前に命を終えた天体の残りかすだ、とか。 体内の全細胞はわずか半年で根こそぎ入れ替わっている、とか。 考え出すと気が遠くなりそうな「科学的事実」と共に、我々は生きている。 しかし日々の暮らしのなか、そうした情報は単なるウンチクに過ぎず 実際のには、宇宙がどうとか細胞がどうなんて考える余裕もなく 「今日の晩飯は何にしよう」とか「もしかしてコロナに罹った?」といった 各自の "手が届く"範囲内のあれこれに頭を悩ますばかり。 まれに科学っぽい事象に思いが及んだとしても せいぜい国内の事故・事件であり、前後百年の歴史が最大限の"守備範囲"なのだ。 ところが、今回取り上げた2冊の小説は 接点がないと思い込んでいた「科学的驚異」と「日常生活」を 見事なまでに融合させ、心を揺さぶる"物語"を創り上