小野田寛郎を英雄扱いしてきただけでも大概だが、今度はその嘘を世界にまで広めるのか？ - 読む・考える・書く

映画『ONODA』がカンヌでスタンディングオベーションという惨事 ゴーストライターが暴露せざるを得なかったほどひどい手記のデタラメ 小野田はとっくに戦争が終わったことを知っていた 小野田はジャングルに潜んで何をしていたのか？ 小野田はなぜ津田氏のルバング島行きを嫌がったのか フィリピンで戦った英雄は断じて小野田などではない 映画『ONODA』がカンヌでスタンディングオベーションという惨事 1974年３月、フィリピン・ルバング島のジャングルに30年潜伏していた小野田寛郎元陸軍少尉が帰国した際の歓迎ぶりはすさまじいものだった。 政府が彼のために日航特別機を用意したことから始まり、機が羽田に着陸する30分前からNHKは特別番組の実況中継を開始、小野田が降りるタラップの下には百人近い政府関係者が並び、またそれ以上の数の報道陣がカメラの放列を敷いていた。 まるで戦勝国の凱旋将軍が帰国したかのような扱

[exshouqosa]

何って…現地人を30人ほど殺して物資を調達してた猟奇殺人者の虚言を元にヒューマンドラマ映画を作っただけだが？

[mazmot]

私が中学生の頃だったのだけど、このニュース、親父がものすごく嫌な顔をしてたのをおぼえてる。確実な情報があったわけではないけれど、なんかそういうニオイがしたんやろな。私は無邪気にスゲえって思ってたけど

[rider250]

ドンコーの下りを読み祖父を思い出した。満州引揚者の祖父は平成になっても中国人を「チャンコロ」と呼び父がその度に叱ってたが「チャンコロはチャンコロだろう」と決して改めなかった。人間ってこういうもんだよ。

[virgospica]

確かに英雄ではないが「戦中の日本兵のメンタリティそのまま」っていう印象。小野田さん自身の認識として「戦争を続けた」っていうのはありえると思いました

[niwaradi]

昔から何も持たない敗残兵は賊になるしかない。そこに大東亜戦争の歪んだ大義と差別が殺人の言い訳を与えた。彼もまた戦争の被害者であると思う。

[grisella]

この人が帰還した時、身近な大人がわりと冷ややかだった。まだ戦争体験者が多かったから薄々実態に気がついていたのかも。今のモラルで糾弾するつもりはないが、「大和魂」とかいって英雄視するのは日本の恥。

[gaka48]

後年は日本会議の代表委員になったり、日本軍慰安婦問題の責任を否認したり、死んだときには安倍晋三に絶賛されたりした人だからなぁ。インチキ右派の系譜は脈々とって感じだ。

[Harnoncourt]

日本が本当に作るべきなのは、こうした真の英雄たちの戦いと人生を描いた映画だろう。←だめだこいつ。小野田を英雄扱いした人と同じメンタリティしてやがる。

[yzkuma]

今年まで知らなかった。横井氏と区別もついてなかった。調べようと小野田、横井と入れたら「違い」をSuggestされてそれは失礼やろと思ってしまったがそのまま違いを検索した。

[zu2]

沖縄戦で、日本の敗残兵が地元住民に何をしたかを思い出せば、これも当然やってたんだろうなとは思う。

[yoinotsubasa]

映画は未見だけど小野田を美化してるとの想像に難くない。横井庄一さんを取り上げなかったのが、世相なのかとつくづく思う。

[semimaru]

帰る手段が無かったのでは。

[cham_a]

クリミナルマインドでシリアルキラーの一例として出されてたから(軍人のシリアルキラーな例として現地住民を大勢殺した事がサラッと触れられてた)海外でも一部ではそういう事実が知られてるのでは

[akymrk]

“「小野田氏ら元日本兵により30人が殺され、100人が傷つけられた」 「何らかの手を打たなければ、フィリピン側の世論も納得しない」”

[fatpapa]

実際は知ってたレベルの話は聞いたことがあったが、さすがに住民を殺害とかもう犯罪者やがな。

[cosmosquare77]

小野田が出た中野学校二俣分校は、本校と違い、ゲリラ戦指揮官を促成栽培した機関。彼に限らず、戦後残留した日本兵の多くはその理由を戦犯訴追等から逃れる為としている。詳しくは「残留日本兵」（中公新書）参照。

[Ayrtonism]

日本政府は3億円も出して救出した人物が、実際は山賊だったとわざわざ言わない選択肢を取ったのだろう。そして、その人物が出まかせ手記を書いて英雄に祭り上げられるのを座視していたのだろうな、これ読む限り。

[uehaj]

30人も殺している当時のフィリピンなら当然死刑。百万歩譲って自分たちは戦争終結を知らないまま戦いを続けていたのだという小野田の主張を認めたとしても、無抵抗の民間人を殺した行為は戦争犯罪。戦犯裁判でも死刑

[pikopikopan]

知らなかった

[Windfola]

タイトル通りかどうかは原作本の出版経緯次第かな。仏人著者が無垢な一般人か無頓着な商業ライターかオトモダチかもわからないしなあ。

[zyzy]

なぜか「げんだいのかちかんでさばくなぁぁぁ」が湧くけども、当時の価値観でもアウトだったから逃げ隠れしてたんでしょうに。当時の価値観で正しかったら即出てきてるよ

[muchonov]

大枠は以前に津田氏著書を公開してた息子さんのwebサイトで知られてた事実だけど、本邦政府などの情報も交えて編纂されることでより理解がしやすくなった。vergilさん乙です。テリック港の下りは記憶になかったな。

[greenT]

逃げる奴はドンコーだ！逃げない奴はよく訓練されたドンコーだ！／軍人は人を殺す商売だもの、英雄であっても多かれ少なかれ鬼畜の側面を持ってる。ここが嫌ならあらゆる軍人は英雄扱いするな

[kenchan3]

陸軍中野学校という名前が出てこないのを見るに、あまり本質を分かってないよね。

[hamamuratakuo]

小野田は陸軍中野学校で洗脳された筋金入りのアホ＝彼もまた戦争被害者の一人。酷いのは小野田の帰国後に日本中が彼を責め立てたこと。小野田より酷い天皇＝旧日本軍元帥を批判しろ！皇室に税金を使うな＝私財でやれ

[kimihikohiraoka]

これは知らなかった。現地の人を殺していないはずはないだろうとは思っていたが、ここまでひどかったとは想像していなかった。

[udongerge]

読み応えある。

[Domino-R]

まあ彼は一個人としてはそれなりに必死に生きただけだろう。だが日本社会は当時すでに戦争との間にある種の心理的な壁を作り、その結果感動ポルノとして消費することを選んだという問題と見たほうがいい。

[fukakoh]

“この”

[daysleeeper]

“小野田に手記など書けるわけもなく『わがルバン島の30年戦争』にはゴーストライターがいた。作家の津田信氏である。後に小野田の嘘を告発する『幻想の英雄 ― 小野田少尉との三ヵ月』を書いている。”

[sakuragaoka99]

まあそうだよね。住民から見たら鬼滅の鬼みたいなものだったろう。鬼滅の鬼にも同情すべき事情はあるわけで。

[solidstatesociety]

同じ設定でホラー映画つくれそう

[gwmp0000]

"私には単なる「気が小さいおじさん」にしか思えなかった。" "報復が恐くてジャングルを出られなかった。ただ、最後に残った仲間の小塚一等兵がフィリピン警察軍に殺されたので、観念したのだろう"

[preciar]

日本軍がフィリピンで何やったか憶えてた世代は、そりゃ小野田帰国のニュースに良い顔しなかったさ。文字通り過去の亡霊だもの

[white_rose]

こういう話を映画化したのだと思ってた。違うのか。

[ext3]

まあそんなとこだよな

[bokmal]

監督が映画のために俳優をノせたのか、監督自らオリエンタリズム眼鏡をかけた状態なのか、過去の作品を見ていないので予想できない。彼の黒い側面に焦点を当てても良い映画にできそうだが。

[harumomo2006]

だいたいこういう手記は芸能人とかもゴーストライターの創作だろうからその点については驚きはない。横井庄一についても祖母が嘘つきだと怒っていたのは今でも気になる

[coolantwater]

犯罪してた自覚があったために、30年任務に徹していたが当時の上司が解除命令を出してそれに従うというストーリーが必要だったのか。 しかしフィリピン側と3億で手打ちしたのは知らなかった。

[poko78]

“舞文曲筆”