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序章 空気読めない――暗号の国
マリ共和国出身、京都精華大学学長、ウスビ・サコ著『ウスビ・サコの「まだ、空気読めません」 』。一部... マリ共和国出身、京都精華大学学長、ウスビ・サコ著『ウスビ・サコの「まだ、空気読めません」 』。一部の章を全文公開中! イラスト:鈴木千佳子 「アホのサコ、奴隷の旅からきたんか?」 マリでは、苗字によって民族や社会的属性がわかります。たとえば、私の苗字「サコ」(SACKO, SAKHO, SAKO)は、ソニンケ族(サラコレ、マラカ)のもので、代々商人を生業としてきた家系です。 また、「サナンクヤ」(Sanankuya)と呼ばれる慣習があります。これは、ゆかりのある苗字同士のあいだで冗談を言いあい、コミュニケーションを交わす文化です。 たとえば、私がマリに帰って入国審査を受けたさい、審査官にいきなり「アホのサコ、奴隷の旅からきたんか?」と言われたことがありました。ひさしぶりのマリでびっくりしてしまい、「なんやねん!」と強い言葉で返すと、審査官から「君はまだまだマリ人として一人前になっていないね