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匿名化が損なわせる情報の信頼性──実名と匿名のはざまで 前略、塀の上より(7)|高橋ユキ
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匿名化が損なわせる情報の信頼性──実名と匿名のはざまで 前略、塀の上より(7)|高橋ユキ
普段、刑事事件の傍聴をしているため、事件報道をよくチェックする。ひとつの報道機関の記事だけでなく... 普段、刑事事件の傍聴をしているため、事件報道をよくチェックする。ひとつの報道機関の記事だけでなく、複数を見る。同じ事件でも、社によって報じていることと報じていないことがあったりするためである。このように色々見ながら思うのは、当事者の実名の取り扱いの難しさだ。匿名にするか、実名で報じるか。時代や事件の内容によって変わるだけでなく、報道機関ごとに異なる場合もあるし、あるいは書き手によっても違う場合がある。 直近で思い浮かぶのは、ふたりの特定少年の報道時の実名取り扱いについてだ。一つ目は2021年10月に甲府市で起きた事件。当時19歳の少年(以下、元少年A)が、同市の会社員男性(当時55)宅に侵入し、男性とその妻(当時50)を殺害し、夫婦の次女に対してもナタで襲って怪我を負わせ、さらに男性宅に火をつけ全焼させた。甲府地裁で裁判員裁判が始まったことから、最近、この事件の裁判報道を意識して読む。20