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反腐敗策の四つの経路 - 塩原俊彦|論座アーカイブ
2021年3月17日付の「日本経済新聞電子版」は「日本の接待規制、国際標準に遅れ 米欧は透明化徹底」とい... 2021年3月17日付の「日本経済新聞電子版」は「日本の接待規制、国際標準に遅れ 米欧は透明化徹底」という興味深い記事を配信している。この記事が指摘するように、日本政府のこれまでの反腐敗のための対応は後手後手にすぎず、世界の潮流から周回遅れの状況にある。ここでは、何が問題なのかを筆者の腐敗三部作(『民意と政治の断絶ななぜ起きた:官僚支配の民主主義』[ポプラ社]、『なぜ「官僚」は腐敗するのか』[潮出版社]、『官僚の世界史:腐敗の構造』[社会評論社])を参考にしながら、論じてみたい。 贈与と返礼に潜む腐敗 腐敗を歴史的に概観すると、贈与と返礼という交換様式が賄賂の受け渡しに潜んでいることがわかる(詳しくは『官僚の世界史』を参照)。贈与と返礼である以上、この行為自体を「悪」とみなす視線はそう簡単には育たなかった。ゆえに、贈与と返礼の対象物を「賄賂」と名づけるようになるまでにも多くの時間を要した。