護憲派は9条の死を直視し、平和主義と立憲主義を取り戻せ 想田和弘と語る（後編） - 石川智也｜論座アーカイブ

護憲派は9条の死を直視し、平和主義と立憲主義を取り戻せ 想田和弘と語る（後編） 「自衛隊は戦力ではない」は世界に通用しない 石川智也 朝日新聞記者 マハトマ・ガンジーが唱え、政治学者ジーン・シャープが理論化、体系化した「非暴力抵抗」の可能性を訴える想田和弘さんは、ウクライナ問題でも、武力による応戦という手段に疑問を投げかけている。 これに対しては様々な批判を受けてきたというが、そもそも日本国憲法の第9条こそが、戦争放棄と戦力不保持、交戦権否認を謳う究極の非戦条文だったはずだ。 しかし、その9条を日本は守ってなどいない、と想田さんは言う。前編に引き続き、非暴力と非武装、そして改憲問題にまで広げて話を聞いた。 自衛隊合憲論者は解釈改憲派だ 石川） 非暴力の考えを突き詰めれば、国家としても軍備を持たない、非武装が理想だという考えになります。あらゆる国がそれを目指せば、結果として地球上から国家間の

[palop]

左翼ゲリラと内戦したコロンビアやペルーと違って、ピノチェト政権下のチリでは3千人位殺されて10万人位拷問されたけど16年で独裁政権を倒したよねっていうのがシャープ理論で、国家間戦争とはまた少し違う気がする。

[David334]

"ナイフを手に持ちながら「これはナイフじゃありません」なんて、通用しませんよ。そういう姿勢は国際社会から絶対に信用されないし、無責任、責任逃れです"

[vox_populi]

ガンジーがインドで非暴力不服従を実践して成功したのは、インド独立という目標が極めてわかりやすかったから。自国の防衛はそう簡単でない。なぜなら、究極的に何を守るかについて、果たして日本に合意があるか？