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スカパーが「宇宙ごみ」を”撃ち落とす”新事業。社内ベンチャーで開拓、2029年度にサービス提供へ
左からOrbital Lasers社長の福島忠徳氏とスカパーJSAT社長の米倉英一氏。1月30日に開催された設立記者会... 左からOrbital Lasers社長の福島忠徳氏とスカパーJSAT社長の米倉英一氏。1月30日に開催された設立記者会見にて撮影。 撮影:井上榛香 Orbital Lasersの事業の柱は、「スペースデブリの除去事業」と「衛星ライダー事業」の2つ。 スペースデブリの除去事業では、高出力のレーザーを搭載した衛星を宇宙空間の衛星軌道上に打ち上げ、回転するスペースデブリに照射。デブリはこのエネルギーを受けて(一部がプラズマ化や気化した影響で)回転を止め、徐々に高度を落としていき最終的に大気圏に突入して除去される仕組みという。 欧州宇宙機関(ESA)によると、宇宙を漂う10センチメートル以上のデブリは約3万6500個(2023年時点)。中国やロシアによる衛星破壊実験や衛星の衝突事故などによりデブリは急増している。ここ数年、複数の衛星を組み合わせて運用する「コンステレーション」の整備が進んでいること
2024/01/31 リンク