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「久芳正和氏『蘭書改装事件』-蒸し返させて頂きます-」をちょっと蒸し返す
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「久芳正和氏『蘭書改装事件』-蒸し返させて頂きます-」をちょっと蒸し返す
元国立国会図書館職員・久芳正和氏の『蘭書改装事件』-蒸し返させて頂きます-(1987年、Book preserva... 元国立国会図書館職員・久芳正和氏の『蘭書改装事件』-蒸し返させて頂きます-(1987年、Book preservation 3号P18-21)は以前から気になっていたので国立国会図書館(NDL)から複写お取り寄せしました。 NDLで所蔵している蘭書関係資料(3,634冊、江戸幕府旧蔵洋書)に対して1965年頃に行われた改装事件について書かれています。1960年にアメリカ人のピーター・ブログレン氏(製本家?修復家?…何者?)による革装本の造本技術の伝授という余計なお節介がすべての始まりのようです。 「オリジナリティの尊重」という思想のない彼の指導を受けた職員が10冊程の蘭書を箔押し装飾された見事な総革装本に再生させました。ところが、それと引き換えにオリジナル装丁、見返し紙、花布等が全て廃棄されたのはもちろん、幕末の翻訳事業の苦労の痕跡でもある押紙、朱紙、白紙、墨書きされた紙片なども全て取り除